
がんや難病で、現代医学では治ゆが不可能とみられる人々の、在宅での総合的な医療をいいます。
医療連携によって「治すための治療」と「在宅緩和医療」を平行して進め、その後へとつないで、自宅を場として天国へ旅立つまでを一貫して総合的に治療する医療です。
一般にホスピスと言うと、がんだけ、という誤解がありますが、当院のホスピスは国際的なホスピスとおなじく、すべての人に訪れる人生の完成、永遠への旅立ちに向かう、すべての病気の人々を受け入れています。
ホスピスには「在宅型ホスピス」と「施設入院型ホスピス」の二つがあります。
ヨーロッパやオーストラリアには、在宅型と施設型の混合が目立ち、ホスピス先進国米国では90%以上、在宅型が主流です。
医療法人社団 中島医院のホスピスは、日本初の、フルコースの「在宅型ホスピス」です。
1995年、医療法人を設立して以来、今日に至っています。
「ホスピス」の別の呼び方
■「BSC:Best Supportive Care」・・・治す目的ではなく日々の生活が最善に営めるよう支える意味。
■「終末期医療」・・・治ゆがみこめない状態でも人生の最期を意義深く、痛み無く支える点を強調。
■「緩和ケア」・・・特にがん末期を想定して、痛み苦痛を緩和することに焦点を置き強調した表現。